製品開発の背景と必要性
- 遮熱フィルムへ適用後、耐スクラッチのため高硬度特性が要求され、そのために国内外の
競争社ではまだ開発されていない高硬度熱遮断コーティング液の開発が必要。
- 大型車など(バス等)の大面積ガラスで熱遮断フィルムの機能を搭載しながら、火災や
その他の緊急時の際、ガラスと共に除去、脱出が容易な製品の開発を研究。
- その結果、表面の損傷がない透明な視認性、表面の耐汚染性及びセルフクリーニング
機能、大面積のガラスにも応用可能でありながら、緊急の時、脱出が容易(バス、建物などの
火災及び破壊、ガラスと共に除去後の脱出が容易)な高硬度ガラスコーティング剤の開発成功
(この写真は参考用イメージになります)
ナノ分散技術
このような高硬度熱遮断ガラスコーティング剤を適用するのにはナノ分散技術が必要になります。
- フィルム及び窓ガラスに赤外線遮断及び断熱機能を付与するためのコーティング液には、
該当特性を持つ機能性分散液が必要であります。
- これらの機能性分散液は、一般的にナノ粒子が溶剤、樹脂、添加剤(分散剤、湿潤剤
など)などへ均一に分布された溶液ではなければならないですし、均一で安定性の高い
分散液の作製は、機能性フィルム及びコーティング液製造の核心的な技術の一つであります。
- 窓ガラス及びフィルムへ分散効果が正常に行われない場合は必要な特性が期待できず、
フィルムの透明性、色、ヘイズ(Haze)などに影響を与え、断熱効果の減少と
目の疲労感上昇などの理由で適用が不可能な状態になります。
(分散がよくできている赤外線遮断液(左)と 分散に失敗した赤外線遮断液(右))
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